EVENT
個性豊かなアソビル全フロアからお届けする「おうちアソビ」には、「バンクシー展 -天才か反逆者か-」も登場!
現代アート・シーンに革命を起こしながら、その存在は謎に包まれたバンクシー。
その名は聞いたことがあるけれど、一体何が話題なの? どんな作品があるの?という方も多いのでは?
そこで、大好評にて開催中だった「バンクシー展 〜天才か反逆者か〜」からは、おうち時間で学べる謎多き「バンクシー」について。そして展示中のアートから、選りすぐりの作品をご紹介します!
初日は展覧会の中の様子を見ることができるインスタLIVEを配信しました!
LIVE配信の様子はyoutubeとIGTVからご覧いただけます。
また、現在公式ツイッター@BANKSYJAPANと公式Instagram(@banksyjapan2020 )では、「#おうちでバンクシー展」 のハッシュタグをつけて作品を不定期にご紹介しております♪
おうち時間にバンクシー展の予習をしてみてくださいね。
<目次>
1.バンクシーとは??
2.作品はどんなもの??
3.ニュースで聞いたことあるかも??
4.有名な作品は??
5.大事件?アート作品がシュレッダーに!
6.もっとバンクシーを知りたい!
バンクシーは、ロンドンを中心に活動しているアーティストです。
その正体は謎に包まれており、本名は不明、詳しいプロフィールも公開されていません。
そのような不思議な存在感が人々の興味をより駆り立てていると言えます。
そんな謎のアーティストを有名にしたのは、芸術テロリストとも称されるその過激なスタイル。
世界中のストリートや壁に突如登場するだけではなく、ニューヨーク近代美術館、大英博物館、ルーヴル美術館などの世界規模美術館・博物館にゲリラ展示することも。
バンクシーの作品はどれもキャッチーでユーモラスに見えますが、その背景には鋭い社会風刺や政治的メッセージが込められています。
過度な資本主義、暴力やテロ、人種差別、パレスチナ・イスラエル問題、児童労働……。
一見すると愛らしかったり思わず笑ってしまうような作品でさえも、その毒とユーモアの裏には社会問題が隠されているんです。
バンクシーはステンシルという技法を用いて作品を残すことが多いのですが、
この方法を使うようになったのは、路上にアートを残す際にすばやく制作し、警察に見つからないためだったのだとか!
日本で有名なのは、こんなネズミのアートではないでしょうか。
2019年4月に、東京都庁舎で「バンクシー作品らしきネズミの絵」が公開されました。
都の保有の防潮扉で発見されたこの絵は、小池百合子都知事がツイートし話題となり、「日本にもバンクシーが現れたのではないか」と連日ニュースを騒がせたものです。
都によると、「この防潮扉に描かれた絵がバンクシーの作品であるかの真贋は現時点では不明です。」とのことですが、真実はいかに。
作品を公開するたび話題になるバンクシーには、多くの有名な作品がありますが、今回はこちらの作品をご紹介。
「ガール・ウィズ・バルーン」
バンクシー展のポスターにも採用されている、有名な作品の一つです。
ハート形の風船を手放そうとしているこの少女の絵は、最初はロンドンの倉庫街の階段の下に描かれていました。
後にバンクシーは、ほかのいくつかの場所でこの絵を描き、2004年、販売用の版画の制作を開始しました。
そして、のちに世間を震わせる大事件を起こします!
この作品を使って、バンクシーは美術史上最も大胆不敵といっていいような悪ふざけをやってのけました。
「ガール・ウィズ・バルーン」の1枚がオークションで落札された直後に、それを自ら破壊するよう仕組んでいたのです。
2018年10月5日、ロンドン・サザビーズのオークションで、落札のハンマーが打ち下ろされた瞬間、この絵は額縁に仕掛けられたシュレッダーを通過し、一部が裁断されてしまいました。
会場は騒然、世界中で話題となりました。
この事件後、バンクシーは自身のインスタグラムに、絵の額縁にシュレッダーを取り付ける様子を撮影した動画を投稿。
その動画では、画面はオークション会場に移り、絵が部分的に裁断された瞬間も映っています。
バンクシー展では動画も紹介しています。
もっとバンクシーを知りたい!という方はぜひ、バンクシー展の無料音声ガイドアプリ・WEBサイトをご活用ください。
おうちでも楽しめますので、バンクシー展の予習にぴったりです。
70点以上の作品を音声ガイド・テキストで楽しむことができます。
音声ガイドは作品の主題や背景を丁寧に解説しており、長いものでなんと6分24秒!
バンクシー展公式Twitter・Instagramでは、「#おうちでバンクシー展」というハッシュタグで、作品紹介をしています。
ぜひフォローしてくださいね!
この投稿をInstagramで見る
アソビルは国内外での新型コロナウィルスの感染症拡大防止のため、日本政府からの緊急事態宣言を受けまして、5/6(水)まで休業期間を延長することにいたしました。
これに伴い「バンクシー展 天才か反逆者か」も休業期間を延長いたします。
ご来場を予定しておりました皆様には、心よりお詫び申し上げます。
事態の沈静化、皆さまのご安全を心よりお祈りいたします。
最新情報につきましては、改めて公式サイト等でお知らせいたします。
ご理解をいただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
<開催概要> ※現在休業中です
展覧会名 :バンクシー展 天才か反逆者か
期 間 :2020年3月15日(日)〜9月27日(日) 10:00〜20:30(最終入場20:00)
会 場 :アソビル(神奈川県横浜市西区高島2‐14‐9 アソビル2F)
主 催 :BANKSY~GENIUS OR VANDAL?~製作委員会
企画製作 :IQ ART MANAGEMENT CORP
後 援 :tvk(テレビ神奈川)、ニッポン放送、J-WAVE、FMヨコハマ
※本展は謎に包まれたアーティスト「BANKSY」によってオーソライズやキュレーションされた展覧会ではなく、コレクターのコレクションが集結する世界巡回展です。